アメリカに何年も住んでいても、ぶつかる壁
英語
まったくしゃべれなくて困っている、という話をしているのではない。
10年以上こちらに住んでいて、日常会話、映画鑑賞、仕事にまったくさしつかえない英語力を持った上での悩み。
やはり、どんなに勉強しても、毎日英語漬けの日々を過ごしてもネイティブとの壁は打ち破れない。
1、発音
はい。あのLとRの悪夢。
どうしてもRが言えない。
とりあえず言ってみるが、果たしてどれが正解かよくわからない。
うちの娘は名前にRが5個も入っている。
名前全部で15個アルファベットがあるため、R率33%越え。。。
病院などに電話で問い合わせをした際、必ず娘の名前のスペルを聞かれるが、一度で成功した試しがない。
失敗体験がさらにトラウマとなり、弱気にしゃべるものだから、電話の相手はさらに容赦なく
”I don't understand you.”
とか、攻めの一手を打ってくる。
T と P もよく間違われるためトムのT、ポールのPといちいち説明してめんどくさい。
うちの娘は完全なネイティブスピーカーのため、私の英語のアクセントを聞き取り馬鹿にしてくる。
2、”ながら” ができない。
例えば、お皿を洗いながら娘の今日一日学校で起きたストーリーを聞けない。
また、仕事で撮影をしているとき、カメラを回しながら監督の指示が聞けない。
(私は映像制作の仕事をしており、たまにカメラマンもやる。)
映像編集をしているときに、クライエントが何か要求して来ても、パソコンを操作しながら後ろから言われる指示が頭に入らない。
娘に関しては、とりあえずお皿が洗い終わるまで待ってもらうが、仕事はそうはいかない。
会社の人間は私がネイティブスピーカーではない事を承知してるが、クライエントはもちろん解らない。
私にはあきらかに外人というアクセントがない為、普通にアメリカ人に間違われる事もある。
その為、撮影の前などはわざわざゆっくり話してくれるよう頼んでおくと、みんな配慮してくれる。
だが正直ここだけの話、そういうお願いをしなきゃいけないのは、自分的に結構くやしい。
そして大抵みんなはじめの頃は、配慮してくれるが大抵撮影しているうちにそっちに夢中になり、話すのがやたら早くなる。
これが日本がだったらどんなに楽かと、しょっちゅう思うが好きでアメリカにいるので、しょうがない。
3、文化の違い。
育った環境が違うので話についていけないときがある。
会社でみんなでランチを食べているときなどに起きる。
私はオフィス内でのたった一人の外国人、アジア人、女性というトリプルパンチの状態である。
20年前のテレビ番組、日本で言うドリフやバカ殿のような話を日本ですれば当然知っているから、会話もはずむ。
ところがアメリカの20年前のテレビ番組なんて、フルハウスか、Xファイルか、フレンズくらいしか知らない。
仕事柄、メディアの話になる機会が多いため、20年前のシリアルのCMに出ていたあの子役の子、なんて話題のときには完全にお手上げ。
こっそりIphoneでgoogleしまつ。
当然、会話から遅れをとる。
運良く、”だれそれ?” とか聞くタイミングがあっても、結構からかわれて終わる。
と、まあそんなわけで、いろいろ悩む訳だが、悩んでもしょうがない悩みと言えばそれまでである。
だってやっぱりどんなにがんばってもネイティブとの壁は打ち破れない。
なるべく近づく努力はできるけど。。。
英語で悩む時間があったら他の技術向上に時間を割くべきである。
私の業界では例えば、撮影技術、編集、デザイン力など。。。
というわけで、英語に関しては ”自分は外国人だぞ、えっへん。”
と、開き直るのが、アメリカで生き抜く知恵だと私は思っている。
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英語
まったくしゃべれなくて困っている、という話をしているのではない。
10年以上こちらに住んでいて、日常会話、映画鑑賞、仕事にまったくさしつかえない英語力を持った上での悩み。
やはり、どんなに勉強しても、毎日英語漬けの日々を過ごしてもネイティブとの壁は打ち破れない。
1、発音
はい。あのLとRの悪夢。
どうしてもRが言えない。
とりあえず言ってみるが、果たしてどれが正解かよくわからない。
うちの娘は名前にRが5個も入っている。
名前全部で15個アルファベットがあるため、R率33%越え。。。
病院などに電話で問い合わせをした際、必ず娘の名前のスペルを聞かれるが、一度で成功した試しがない。
失敗体験がさらにトラウマとなり、弱気にしゃべるものだから、電話の相手はさらに容赦なく
”I don't understand you.”
とか、攻めの一手を打ってくる。
T と P もよく間違われるためトムのT、ポールのPといちいち説明してめんどくさい。
うちの娘は完全なネイティブスピーカーのため、私の英語のアクセントを聞き取り馬鹿にしてくる。
2、”ながら” ができない。
例えば、お皿を洗いながら娘の今日一日学校で起きたストーリーを聞けない。
また、仕事で撮影をしているとき、カメラを回しながら監督の指示が聞けない。
(私は映像制作の仕事をしており、たまにカメラマンもやる。)
映像編集をしているときに、クライエントが何か要求して来ても、パソコンを操作しながら後ろから言われる指示が頭に入らない。
娘に関しては、とりあえずお皿が洗い終わるまで待ってもらうが、仕事はそうはいかない。
会社の人間は私がネイティブスピーカーではない事を承知してるが、クライエントはもちろん解らない。
私にはあきらかに外人というアクセントがない為、普通にアメリカ人に間違われる事もある。
その為、撮影の前などはわざわざゆっくり話してくれるよう頼んでおくと、みんな配慮してくれる。
だが正直ここだけの話、そういうお願いをしなきゃいけないのは、自分的に結構くやしい。
そして大抵みんなはじめの頃は、配慮してくれるが大抵撮影しているうちにそっちに夢中になり、話すのがやたら早くなる。
これが日本がだったらどんなに楽かと、しょっちゅう思うが好きでアメリカにいるので、しょうがない。
3、文化の違い。
育った環境が違うので話についていけないときがある。
会社でみんなでランチを食べているときなどに起きる。
私はオフィス内でのたった一人の外国人、アジア人、女性というトリプルパンチの状態である。
20年前のテレビ番組、日本で言うドリフやバカ殿のような話を日本ですれば当然知っているから、会話もはずむ。
ところがアメリカの20年前のテレビ番組なんて、フルハウスか、Xファイルか、フレンズくらいしか知らない。
仕事柄、メディアの話になる機会が多いため、20年前のシリアルのCMに出ていたあの子役の子、なんて話題のときには完全にお手上げ。
こっそりIphoneでgoogleしまつ。
当然、会話から遅れをとる。
運良く、”だれそれ?” とか聞くタイミングがあっても、結構からかわれて終わる。
と、まあそんなわけで、いろいろ悩む訳だが、悩んでもしょうがない悩みと言えばそれまでである。
だってやっぱりどんなにがんばってもネイティブとの壁は打ち破れない。
なるべく近づく努力はできるけど。。。
英語で悩む時間があったら他の技術向上に時間を割くべきである。
私の業界では例えば、撮影技術、編集、デザイン力など。。。
というわけで、英語に関しては ”自分は外国人だぞ、えっへん。”
と、開き直るのが、アメリカで生き抜く知恵だと私は思っている。
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