というわけで、ポロンっっ、と日本にいます。
私は飛行機が大好きだ。
特に離陸時の瞬間なんて興奮マックスである。
床から燃料が燃えて振動している音を聞くと、自分の血液まで沸騰してくる。
血行がよくなって冷え性にはもってこいの状況であるが、残念ながら私は冷え性ではない。
搭乗前も、人間観察に忙しい。
普段シアトルであまり、外人を見慣れないため、
(というかアメリカでは本当は私が外人なのであるが。。。)
アメリカ人だと思って話しかけた人が英語が通じなくて、カルチャーショックを受ける。
私は普段なんて狭い世界に生きているのかと反省させられる。
とりあえず、白人と黒人はすべてアメリカ人という概念をいい加減捨てるべきである。
たまに、家族全員パジャマ姿という家族を見かける。
飛行機に乗ったら寝る気まんまんである。
やたら子だくさん。
そしてやたら荷物が多い。
子供たちなんて枕をはだかでそのまま手にかかえている。
ぱっと見、目立ちすぎる夜逃げ屋一家である。
いったい、彼らはどこから来て、どこに向かうのであろうか。
知るすべはない。
空港の職員は大抵かんじが悪い。
カスタマーサービスなんて気にもしていない。
これは空港ならではの、一期一会の客相手に、常連さんに気を使わなくていいドライさであろう。
そして久しぶりに海外に出たため忘れていたが、アメリカに出国審査はない。
入国する際にはいろいろうるさいくせに、去る人間にたいしてはご自由に、というアメリカらしい態度である。
帰国する際はいつもANAであるが、毎回問題が発生する。
それはグランドホステスが英語で接客して来るのである。
シアトルの空港はANAのカウンターに大抵日本人がいる。
こっちは相手が日本人であると知っているが、向こうはわからない。
どうせどっかのフィリピンパブの女だと思っているであろう。
私を知らない人の為に説明すると、私の顔はネプチューンの名倉潤を白くしたかんじというのが、一番しっくり来る。
グランドホステスの人は、私の順番が来て、発券も終わって、パスポート確認をして初めて私が日本人である事に気がつく。
その場合、だいたい2パターンある。
一つ目は、年配のホステスに多い、無理矢理最後まで英語で乗り切るパターン。
私が日本人であることが100%立証された後でも、かたくなに英語。
二つ目は、新人に多い、すみません。失礼致しました。と日本語で謝られるパターン。
謝られると泣きたくなる。
わたしがでかいのも、東南アジア顔であるのも、彼女のせいではない。
時々、自分で鏡を見ていても、自分が何人であるか分からないときだってある。
その新人ホステスは私のパスポートをみた瞬間明らかに、
”しまった。間違えた。”
という顔をする。
なのでどうせ機内でもスッチーに間違われるであろうと自暴自棄になるが、不思議とスッチーは外さない。
必ず一発目で日本語。
やはりプロの技ということであろうか?
それとも、グランドホステスが搭乗券を発券した時点でなにか暗号が機内に送られるシステムなのか?
または何か、搭乗券に私にはみえないメモが記載されているのか?
謎である。。。。
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私は飛行機が大好きだ。
特に離陸時の瞬間なんて興奮マックスである。
床から燃料が燃えて振動している音を聞くと、自分の血液まで沸騰してくる。
血行がよくなって冷え性にはもってこいの状況であるが、残念ながら私は冷え性ではない。
搭乗前も、人間観察に忙しい。
普段シアトルであまり、外人を見慣れないため、
(というかアメリカでは本当は私が外人なのであるが。。。)
アメリカ人だと思って話しかけた人が英語が通じなくて、カルチャーショックを受ける。
私は普段なんて狭い世界に生きているのかと反省させられる。
とりあえず、白人と黒人はすべてアメリカ人という概念をいい加減捨てるべきである。
たまに、家族全員パジャマ姿という家族を見かける。
飛行機に乗ったら寝る気まんまんである。
やたら子だくさん。
そしてやたら荷物が多い。
子供たちなんて枕をはだかでそのまま手にかかえている。
ぱっと見、目立ちすぎる夜逃げ屋一家である。
いったい、彼らはどこから来て、どこに向かうのであろうか。
知るすべはない。
空港の職員は大抵かんじが悪い。
カスタマーサービスなんて気にもしていない。
これは空港ならではの、一期一会の客相手に、常連さんに気を使わなくていいドライさであろう。
そして久しぶりに海外に出たため忘れていたが、アメリカに出国審査はない。
入国する際にはいろいろうるさいくせに、去る人間にたいしてはご自由に、というアメリカらしい態度である。
帰国する際はいつもANAであるが、毎回問題が発生する。
それはグランドホステスが英語で接客して来るのである。
シアトルの空港はANAのカウンターに大抵日本人がいる。
こっちは相手が日本人であると知っているが、向こうはわからない。
どうせどっかのフィリピンパブの女だと思っているであろう。
私を知らない人の為に説明すると、私の顔はネプチューンの名倉潤を白くしたかんじというのが、一番しっくり来る。
グランドホステスの人は、私の順番が来て、発券も終わって、パスポート確認をして初めて私が日本人である事に気がつく。
その場合、だいたい2パターンある。
一つ目は、年配のホステスに多い、無理矢理最後まで英語で乗り切るパターン。
私が日本人であることが100%立証された後でも、かたくなに英語。
二つ目は、新人に多い、すみません。失礼致しました。と日本語で謝られるパターン。
謝られると泣きたくなる。
わたしがでかいのも、東南アジア顔であるのも、彼女のせいではない。
時々、自分で鏡を見ていても、自分が何人であるか分からないときだってある。
その新人ホステスは私のパスポートをみた瞬間明らかに、
”しまった。間違えた。”
という顔をする。
なのでどうせ機内でもスッチーに間違われるであろうと自暴自棄になるが、不思議とスッチーは外さない。
必ず一発目で日本語。
やはりプロの技ということであろうか?
それとも、グランドホステスが搭乗券を発券した時点でなにか暗号が機内に送られるシステムなのか?
または何か、搭乗券に私にはみえないメモが記載されているのか?
謎である。。。。
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