今考えると、わたしよくアメリカで子供生んだな。。。。
最近日本の学生時代の友達に子供が産まれた。
彼女の出産の体験談をきいているとアメリカとは全然違う。
逆カルチャーショック。
私の場合は、こうである。
09月09日2007年 10:50PM
トイレで突然の破水。
トイレの中から、だんなの名前を叫ぶ私。
だが奴は、無視。
リビングで必死にパソコンにむかっている。
次の日にダウンタウンのクラブに大好きなキーシャコールがコンサートに来る事になっており、チケットをとろうとしているのである。
しかし、その日は出産予定日。
だが彼はなぜか出産予定日は当たらないと決めつけており、一緒にどうしてもクラブに行きたいという。
私がやだと言い、トイレに行った瞬間破水したのである。
必死に破水したとトイレから叫ぶものの、奴は私がチケットをとるのを邪魔する為に嘘をついていると思っている。
本当にどうしようもない男である。
今考えると、この時点で離婚届にとっととサインするべきであったが、まあ出産のことで忙しかったのでそうはいかなかった。
しょうがないので、トイレから一人で立ち上がりじゃーじゃー水を垂らしながら、医者に電話する。
医者 "陣痛は何分おき?"
私 "まだ来てないです。"
医者 "じゃあ陣痛が10分おきになるまで家で待機ね。10分おきになったらすぐに予定の病院に駆け込んでね。グットラック!"
私 "エエエエエ。"
と言ってる間に電話は切られた。
医者よ。高給取りのくせにこんないい加減な仕事でいいのか。。。
さすが、アメリカ。。
それから4時間待てど暮らせど、陣痛は来ない。
家中のタオルをかき集めても足りないほど、水は流れる。
しょうがないので、バスタブに座り込む。
とうとうしびれを切らし、破水から4時間後病院に行く。
受付でも、陣痛はきたかきかれる。
ばか正直に来てないと答えると、陣痛が来ないまでは入院できないから、1時間外を歩いて来いという。
この時点で朝の4時。
ほぼ完徹。
ふらふらなのにさらに1時間歩けって?
だが強面の受付のおばちゃんはもたもたしている私を睨みつける。
シアトルが舞台の病院ドラマ、グレイズアナトミーはもっと患者に親切だったはずだぞ?
しょうがないので、1時間ぶらぶらする。
まったく、なんなんだ。この国は。
09月10日2007年 5:00AM
陣痛は来ない。
もう一度、受付に行く。
陣痛は来たかきかれるが、賢い私は嘘をつく。
私 "10分おきで、ものすごく痛い。"
いい加減早く寝たい。という必死の思いからついた嘘。
きっと神様も仏様も許してくれるであろう。
すぐに個室が用意され、検査をされる。。。
そして子宮口が全然開いてない事が判明。
本当に陣痛があったのか?と疑ってくる医者。
(や、やべえ。。。ばれた。。。。)
私 "さっきあった気がしたんだけどなあ。おかしいなあ。。"
しらをきる私。
もちろん医者にはばればれである。
だが、こっちはベットに寝っころがれただけ儲け物である。
こうして余裕しゃくしゃく。
ベットでごろごろする、私。
この後、のたうちまうような痛みの恐怖の陣痛に苦しむことになるのである。
今日は疲れたので続きはまた今度書く。
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