19歳で日本の大学を中退し単身アメリカ留学。21で国際結婚。23で出産。28で離婚。29で脱サラ。現在32で起業しようと野望に燃える。時々ママ、時々キャリアウーマン、時々学生、一生恋愛。自由の国でいろいろなものに縛られながら奮闘する女の日記
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私は怒っている。日本の外務省に対して。

なんで日本は2重国籍を認めないのだ?

私は現在グリーンカードでアメリカに住んでいる。

つまりアメリカ人ではないため、選挙権はない。

もしアメリカの大統領になりたくてもなれないし、政治家にもなれない。

(別になりたくないですけど。。)

だがつねにリスクを背負って、綱渡りの生活である。

たとえば、今自動車事故を起こして、誰かを殺してしまい裁判で有罪になった場合。

間違いなく、強制送還で日本に飛ばされるであろう。

そして2度とアメリカに入国できない。

ということは、かわいい娘と会えなくなるということである。

そればかりではない。

もし日本に一人で住んでいる父が倒れて介護が必要になったら。。

日本人なのでいつでも日本に帰れるし、住める。

だが長期で日本に住んでいると、グリーンカードは失効してしまうのである。

逆に私がアメリカ人に帰化してしまったら、日本人ではないため日本に長期で住むにもビザがいる。

アメリカはもちろん2重国籍がOKなので、後は日本の政府次第である。

よく帰化した日本人の人でこっそりパスポートを2冊持っている、という人がいるが私はなるべく違法な事はさけたいのだ。

外務省に腹を立てているのはそれだけではない。

私の娘はハーフ日本人なのに日本に行く事ができない。

離婚裁判で親権書の中に

”子供を片親の許可なしに国外に連れ出してはいけない”

と書いてある為である。

彼女のお父さんは娘が日本に行く事を絶対に許さない。

そもそもこの親権書の1文を裁判所が認めたのは日本がハーグ条約にサインしていなかった為である。

ハーグ条約は、例えば日本人のお母さんがハーフの子供を連れて日本に引っ越してしまって、アメリカ人のお父さんがアメリカの法律をつかって子供をアメリカに戻そうとしても、日本国内ではアメリカの法律が適応されない。

その為、アメリカ人のお父さんは子供を日本に連れ去られたまま、なすすべがない。

もし日本がハーグ条約にサインすれば、アメリカ人パパはアメリカの法律を使って日本から子供をアメリカに連れて来れるのである。

私が離婚裁判をしている時に、日本がハーグ条約にサインしていない事を裁判官に指摘され元旦那の要求が通ってしまったため、娘は彼女のお父さんの許可なしに日本に行けないのである。

頼むよ。外務省。

日本はペリーが来航した時に鎖国を止めたのではなかったか。

なんで未だにこんなに外国との壁が高いのだ?

外務大臣に声を大にしていいたい。

『事件は国会議事堂で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!』

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